ようこそ、日本港湾経済学会中部部会のHP

日本港湾経済学会中部部会は、中部地区の港湾に関する諸問題を中心とする調査研究を行っています。

 

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TOPIX

会長あいさつ

H30.8.9
 中部部会を開催しました。
 ニュースレター(No.17号)参照

H29.12.26
 講演会及び見学会を開催しました。
 ニュースレター(No.16号)参照

H29.8.18
 中部部会を開催しました。
 ニュースレター(No.15号)参照

H29.3.24
 講演会及び見学会を開催しました。
 ニュースレター(No.14号)参照

H28.8.17
 中部部会を開催しました。
 ニュースレター(No.13号)参照

H28.3.11
  講演会及び見学会を開催しました。
 ニュースレター(No.12号)参照

H27.8.19
 中部部会を開催しました。
 ニュースレター(No.11号)参照

H27
312
  講演会及び見学会を開催しました。
 ニュースレター(No.10号)参照

H26
813
 中部部会を開催しました。
 ニュースレター(No.9号)参照

H26
35
 講演会及び見学会を開催しました。
 ニュースレター(No.8号)参照


ニュースレター

ニュースレター(No.17号)について
PDF1003KB

 

ニュースレター(No.16号)について
PDF901KB

ニュースレター(No.15号)について
PDF702KB

ニュースレター(No.14号)について
PDF1,265KB

ニュースレター(No.13号)について
PDF1,051KB

ニュースレター(No.12号)について
PDF883KB

ニュースレター(No.11号)について
(PDF 776KB

ニュースレター(No.10号)について
(PDF 97KB

ニュースレター(No.9号)について
(PDF 732KB

ニュースレター(No.8号)について
(PDF 567KB



港湾研究執筆要領について

年会費納入のお願い


日本港湾経済学会(リンク) 







           日本港湾経済学会中部部会
                  会長   林  上

日本港湾経済学会の第57回全国大会が、201895日から7日までの3日間、名古屋で開催されました。今回は中部部会が大会全般の事務を担当するということで、初日は名古屋港の見学会、2日目は基調講演と共通論題のシンポジウム、自由論題、そして最終日は自由論題の発表という内容で行われました。名古屋港見学会では「ぽーとおぶなごや2」に乗船し、ガーデンふ頭を起点に西側から東側へと反時計回りで港内を一巡しました。前日は猛烈な台風21号の影響で海上は大変だったと思われますが、見学実施の当日は波穏やかな天気に恵まれ、港の様子をじっくりと見学することができました。過去にも数回、港内見学をしたことがありますが、今回はポートアイランドを間近で見ることができました。意外にも島には植物が生えていることが、遠くからでも確認できました。伊勢湾、名古屋港内に浮かぶ緑の島が将来どのように利用されていくのか、少しばかり気になりました。埋め立てを繰り返しながら現在の姿を現すようになった名古屋港にとって、いまは陸から行き来する手段のない緑の孤島がいかなる意味をもつようになるのか、当事者でなくとも関心が持たれるところです。

さて、大会2日目以降は愛知大学名古屋キャンパスを会場として、基調講演や研究発表などが行われました。共通論題のテーマは、人口減少時代の港湾でいかに生産性を上げるか、というものでした。生産性の向上は、時代や地域あるいは産業の種類や部門に関係なくどこでも求められます。港湾物流においても、コンテナリゼーションやインターモーダルなど、生産性向上のためのイノベーションが過去に幾度となく起こされました。現代の日本では人口減少という大きな課題が加わるため、余計に生産性を上げるための手立てを考えなければなりません。すぐに思い浮かぶのはいま流行りの自動化ですが、実際に自動化を進めるにはいくつものハードルがあることが、シンポジウムのパネラーから報告されました。人間と機械の共存・協調関係は古くて新しい問題です。マン・マシン・リレーションシップの問題は奥が深く、簡単には解の得られないことを、シンポジウム参加者の多くは受け止められたことと思います。しかしそれでもなお、生産性向上を求める諸力が社会、経済のあり方を変えていくことは、過去の歴史が教える通りです。

名古屋港が開港して今年は111年目の年に当たります。貨物取扱量で全国一の地位を維持していることは、徐々に知られるようになったと思われます。近年は製品輸入も増えてきていますが、なんといっても工業製品の輸出が多く、これが大きな黒字額につながっています。港湾背後圏に厚い工業集積があり、国際競争力の強い高レベルの工業製品が生産されていることが、輸出を大きく牽引する原動力となっています。ただし、国際経済が激しく変化している現代、現在の国内経済や産業構造がこのままであるはずはありません。港湾背後には工業集積とともに広大な大都市圏も広がっています。1世紀以上もまえに先人が努力して開いた名古屋港に求められる役割が、時代とともに変わっていくことは避けられません。

今回、日本港湾経済学会の会場となった愛知大学名古屋キャンパスは、名古屋港と名古屋駅を結ぶために建設された中川運河の北端にかつてあった船溜まりに隣接しています。とくにそのことを意識して今大会の会場を選んだというわけではありませんが、期せずして、港湾にとって歴史的に意義のある場所で、これからの港湾のあり方について論じ合うことができました。今大会のために努力を惜しまれなかった関係方面の皆様方には、この場をお借りして深くお礼を申し上げます。

 

 

日本港湾経済学会中部部会事務局
(名古屋港管理組合 企画調整室 企画担当内)
TEL
052-654-7902 FAX052-654-7997