ようこそ、日本港湾経済学会中部部会のHPへ

日本港湾経済学会中部部会は、中部地区の港湾に関する諸問題を中心とする調査研究を行っています。

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会長あいさつ

H28.8.17
 中部部会を開催しました。
 ニュースレター(No.13号)参照

H28.3.11
  講演会及び見学会を開催しました。
 ニュースレター(No.12号)参照

H27.8.19
 中部部会を開催しました。
 ニュースレター(No.11号)参照

H27.3.12
  講演会及び見学会を開催しました。
 ニュースレター(No.10号)参照

H26.8.13
 中部部会を開催しました。
 ニュースレター(No.9号)参照

H26.3.5
 講演会及び見学会を開催しました。
 ニュースレター(No.8号)参照

H25.8.12
 中部部会を開催しました。
 ニュースレター(No.7号)参照



ニュースレター

ニュースレター(No.13号)について
(PDF1,051KB)

ニュースレター(No.12号)について
(PDF883KB)

ニュースレター(No.11号)について
(PDF 776KB)

ニュースレター(No.10号)について
(PDF 971KB)

ニュースレター(No.9号)について
(PDF 732KB)

ニュースレター(No.8号)について
(PDF 567KB)

ニュースレター(No.7号)について

(PDF 322KB)


港湾研究執筆要領について

年会費納入のお願い


日本港湾経済学会(リンク) 







           日本港湾経済学会中部部会
                  会長   林  上

  日本港湾経済学会の研究発表会は,毎年,8月,9月に集中して行われています。今年は中部部会の発表会が817日に,全国大会が979日にそれぞれ開催されました。中部部会の会場は名古屋港の港湾会館,全国大会の会場は北海学園大学(札幌市)でした。中部の大会では港湾とその背後圏の経済活動に関して3つ の発表があり,熱心な討論が行われました。全国大会では「地域経営と港湾」という共通テーマを中心に,シンポジウムと個別の研究発表が行われました。初日 の午後は石狩湾新港で現在,建設中の天然ガスによる火力発電施設を見学しました。札幌市に隣接する石狩,小樽両市の境界付近に位置する新港では,近年,物 流・倉庫を中心に企業立地が進んでおり,その状況を現地の担当者から詳しく聞くことができました。「巨費を投じて建設した大きな釣り堀」と揶揄された時代 もあったということですが,現在はコンテナ取扱量も増えており,さらに伸ばしていきたいという意欲が熱のこもった説明から伝わってきました。これは港湾整 備に限られたことではありませんが,都市や産業のインフラが期待通りの効果を上げるには,長い年月を要します。その間,インフラを取り巻く社会や経済は変 動を繰り返しますので,成果が計画水準を満たさない時期もあると思います。要は,外部環境の変化にたえず気を配り,見直しや微調整を行いながら,インフラ が本来発揮すべき効果が出るように努力を続けることだろうと思います。石狩湾新港では,東日本大震災以降,急速に高まったバックアップ機能・減災機能の意 義や,中国・韓国の経済成長に対する北海道産品の輸出可能性など,新たな状況が生まれています。港湾に隣接する広大な緑地で全国スケールの音楽イべントを 定期的に開催するなど,港湾空間を物流以外の目的で活用する動きも定着しつつあるようです。さらに石狩湾新港では,既設の風力発電機(4基)に加えて防波 堤の外側にも20基を新設して100MW(メガワット)の電力を得る事業が進められようとしています。実現すれば一般家庭の710万世帯分に相当する電力が生まれますが,地元で消費する以外に余剰電力で水素を生産し,それを本州方面に送り出すことも想定されています。
 まさに港湾は,貨物の積み下ろしという本来の機能以外に,エネルギー創出や人間交流など多様な可能性に満ち溢れた空間といえます。これは全国各地の港湾 にもあてはまるはずで,各港湾は既成概念にとらわれることなく自らの姿を直視し,どうしたら港湾空間に秘められた可能性を引き出すことができるか考えるべ きだと思います。島国・日本の海岸線は約3kmと長く,オーストラリアの2.6kmやアメリカの2kmを上回っています。港湾の数も大小合わせて1000を超えます。それだけ港湾間の競争も激しいわけですが,天然資源に恵まれないこの国に与えられた地理的資源を生かさない手はないと思われます。日本港湾経済学会への出席は,毎年のことながら,日本の港湾のあり方についてあらためて考える機会になりました。

日本港湾経済学会中部部会事務局
(名古屋港管理組合 企画調整室 企画担当内)
TEL:052-654-7968 FAX:052-654-7997